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宗教について(その2)

宗教を考えるといいましたが、何をどう考えればいいのかで考え込んでしまいました。
主なものには何があるのでしょうか。まずはそれから。
かなり前に(年代調べるのが面倒なもので)元々はパレスチナの地で飢饉となってエジプトへ逃げ込んで、後に奴隷としてエジプトで虐げられていたユダヤ人をモーゼが引き連れてエジプトを脱出した時に神と契約しその契約によって救われたというところから始まるのがユダヤ教の旧約聖書だそうです(いい加減なまとめ方ですいません)。
その内容は戒律が厳しく定められ、生活に制限を加えているものでした。
その厳しいユダヤ教に対し、人間中心のものにしようとしたのがキリスト教です。しかし、キリスト教としたのはイエスの後からの人であって、イエス自身はユダヤ教徒として亡くなったようです。
イエス自身は自分が神だとは思っていたわけではなく、あまりに制限の多い神との契約をもっと人間中心にしたらどうかという新しい契約を提唱したために、その考えに賛同した人たちがイエスを神としたようです。
そのため人間を神とする、偶像として崇拝しようとする動きがユダヤ教からは禁止項目であり脅威とされ多ために処刑されたものです。
キリスト教は契約を人間本意、人間の都合を入れようとしましたが、それがあまりに都合を入れすぎたという反省から、もう一度神中心に戻そうとしたのがイスラム教です。
紀元前13世紀にできたのがユダヤ教で、紀元がキリスト教、7世紀頃にできたのがイスラム教になります。  
また次に続きます。