Windows7ペイントの機能メモ

メニュー項目上で右クリックをして、「クイックアクセスツールバーに追加」を選ぶと、タイトルバーの部分に小さいアイコンとして登録することができます。
これを利用して、メニュー項目を全部入れていきます。

アイコンは右に追加されていき、並び順は変更できないので、登録の順番は計画的に。

すべて「線の幅」で太さを変更できます。下の見本の線の太さは、全て上から2番目で書いたものです。

「ブラシ」： アイコンは筆っぽいですが、筆のタッチではありません。均一な濃い線が引けます。

「カリグラフィブラシ１」 「カリグラフィブラシ２」： 斜線の形のブラシです。１と２では傾きが逆。
本来はアルファベットでかっこいい文字を書くのに使うらしいですが…

「エアブラシ」： 細かい点々がランダムに描かれます。アンチエイリアス（ぼかし）はかかりません。

「油彩ブラシ」： 筆で描いたようなタッチの線が引けます。

「クレヨン」： 太いクレヨンのようなざらついた線が引けます。

「マーカー」： 均一な濃さの半透明の線が引けます。引いている途中で線が重なった部分は色が濃くなります。

「鉛筆（通常）」： 鉛筆のような薄いざらついた線が引けます。
クレヨンで描いていて、細い線が必要なときにも使えると思います。

「水彩ブラシ」： 筆で書いたような線が引けるのは油彩ブラシと似ていますが、やや不透明度が低く、筆のタッチもぼやけた感じな気がします。
私は、濃く塗りたいときは油彩、薄く塗るときは水彩くらいの使い分けをしています。

いずれのブラシも濃度は変更できません。

「油彩ブラシ」「水彩ブラシ」のみ、ペンタブレットの筆圧が線の太さに反映されます。下の色と混色することはありません。
ペンタブレットの設定でデジタルインク機能をONにしないと筆圧が効かないかもしれません。
■2019/9/17追記：クレヨンも筆圧に応じて線の太さが微妙に変わるようです。

また、油彩・水彩ブラシは引ける線の長さに限りがあります。
左の図では、実線から点線の部分まで線を引き続けたのですが、線が途中で途切れてしまいました。

ところで、ブラシではなく「ツール」の中にも鉛筆があります。

「ブラシ」の中の「ブラシ」で描いた線と一見同じように見えますが、拡大してみると「ブラシ」の方は線の縁がぼやけているのが分かります。
そのため「ブラシ」の線の方が滑らかに見えます。
しかし、「ブラシ」線で囲った部分に「塗りつぶし」ツールで色を塗るとなると、線のぼやけた部分には色が塗られないため、線と内側の色の境目が白く残ってしまいます。
塗りつぶしツールで色を塗るときは、「ツール」の「鉛筆」で線を引いてください。