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仮説

「99.9%は仮説」という本があります。
この本、最初のプロローグが「飛行機はなぜ飛ぶのか?実はよくわかっていない」であったため初めはそんな話ばかりかと思ったのですが、「思い込みで判断しないための考え方」という副題のままの本です。
つまり、現在信じられることは本当に信じられることなのか、仮説で出来上がっているのではないかを前提に構成されています。
頭を軟らかくしなければならない。
あやゆるもの、定説となっているものはいつまでもそのままというわけではない。
いつなんどき覆されるかわからないということです。
最後には相対性理論にまで行きます。
そして、最後には時間や空間が実在するかどうかもどうでもいいという理論になります。
仮説、定説なんかはどうでもいい、全ては相対的にものを見なければいけないとなっています。
内容としても面白いのですが、だんだんこんがらがってくるのも確かです。
しかし、面白い内容です。