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ユダの福音書(2)

ユダの福音書などを読んで経典もずいぶん人間的だと書いた。
各宗派、教団を作っていった人たちも聖人君主ではなく、自分に都合の悪いもの邪魔なものは排除してきた様にも考えられる。
実際どうかはわからない。
だいたいどの福音書にしてもイエスの死んだ直後に書かれたわけではないのだから。
後からそれも百年以上たってから書かれたものがすべて正しいといわれても信じていいものか。
特にユダの場合だれかを悪者にしなければならなかったのかもしれない。
そういえばダビンチコードで絵がこうなっているからというのが出てくるが、それこそ何百年もたって書かれたものから真実を探そうというのか。
だいたいにして無理がある。
古くからうけっがれてきた団体に属しているから絵に意味をもたせたということだったが、それを根拠に推論をめぐらせるのも飛躍があるのではないか。
とはいってもユダの福音書も百年以上たって書かれたものだからたいした違いはないのだけれど。
どちらにしても五十歩百歩。
作者の考え方、都合の良い様に書かれたのは想像できる。
これはどの宗教を取っても大きな差はない。
→非常に個人的な片寄った考え方ではあるが。