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ユダの福音書(1)

もうだいぶ前になるが「ユダの福音書」を読んだ。
本当は本を見ながら書けばいいのだろうが印象だけで書く事にする。
ちょうど相前後して「ダビンチコード」を読んだものだからとらもからまっている。
だだ感じたのは今残っている他の福音書が正確なのだろうかという事だった。前にも似た様な事を書いたが、現在の各宗教の内容がキリストやシャカの思いを伝えているだろうかということだ。
それでれに教団が形成されていく中でだいぶだれかの意志が入っていった様に思われる。
イエスの場合前にも書いたが自分が新しい宗教を始めたという思いがあったわけではなくユダや教徒として亡くなったらしい。
ユダの福音書では親密なイエスとユダの関係が書いてあったと思うし、一般に伝えられるものとはだいぶ違っていたように思う。
だいたい都合の悪いことは消され力の関係で自由に作りかえられるのはしようがないのかもしれない。
ダビンチコードに出てくるマグダナのマリアもそうで、男ぱかりで作った教団にはじゃまたといってしまえばその通りかもしれない。
他の宗教でも女性を別視しているのはいかがなものか。
聖書を含む教典もその編集過程を考えると何とも人間っぽい気がする。